前回までは、「SC400」の説明や性能のご紹介をしてきました。
スタンプクラッシャー(Dipperfox社) の「SC400」と「SC600」の性能を比較していきます。
 

寸法

  SC400 SC600
切断径 400mm 600mm
掘削深さ(地上から) 590mm 700mm
使用圧力 110 - 250bar 150 - 250bar
油圧流量(最小 - 最大) 30 - 1301/min 65 - 1501/min
重量 190kg 320kg

 

適合ベース機

SC400

  油圧ショベル トラクターバックローダー コンパクトトラックローダー スキッドステアローダー
サイズ 1,5 - 5tons(トン) 3 - 6tons(トン) 1 - 2,5tons(トン) 1 - 2,5tons(トン)
エンジン出力 12 - 35kW 35 - 60kW 14 - 4,5kW 15 - 55kW

SC600

  油圧ショベル トラクターバックローダー コンパクトトラックローダー スキッドステアローダー
サイズ 6 - 12tons(トン) 6 - 14tons(トン) 2 - 6tons(トン) 2 - 6tons(トン)
エンジン出力 35 - 74kW 50 - 80kW 40 - 80kW 40油圧 - 80kW

 

ギアボックス

SC400

  トルク 回転数
1 速 13,700Nm 16,900Nm
2 速 31RPM*** 37RPM*

SC600

  トルク 回転数
1 速 8,600Nm 10,800Nm
2 速 48RPM*** 57RPM*

 

・SC400

大きいショベルでは困難な場所を想定して設計されているので、作業が制限されている場所(街路・住宅街、公園・ゴルフ場など)での切り株を除去が可能になります。
直径40cm未満の切り株であれば、1株あたり60~90秒になり1時間で40株ほど除去をすることが可能です。
重量が190kgでありながら、13,700Nm(1速)出力します。

・SC600

SC400は狭い空間で活躍しますが、SC600は広域の公園や土地造成現場、林業の現場で活躍します。
切断径が大きいため、直径60cm未満の切り株であれば、1株あたり60秒になり1時間で60株を除去することができ、従来のグラインダーでは不可能だった、地中70cmまでの根を除去することができます。

・共通の強み

従来のグラインダーに比べて安全で作業時間の短縮ができ、地面の岩に激しく接触もなく、高速で動くブレードが無いので広大な安全地帯を必要もありません。
切削での木くず(チップ)は飛散することなく、切削位置に留まるため街路や住宅街など、人や車が行き来する場所でも安全に切削作業ができます。
工事作業には騒音問題がありますがあると思いますが、グラインダーと比べると騒音公害も低減されています。
完全油圧操作(電気配線不要)で動作し、ブレード(刃)はボルトで固定しているので、メンテナンスが簡単です。

まとめ

SC400は狭い場所で活躍し、SC600は直径60cm未満もの大きい切り株を60秒で切削作業ができます。
グラインダーと違い、掃除やメンテナンスも簡単に出来ます。
木くず(チップ)は飛散することなく、その場に留まり、騒音公害も軽減されているので街路・住宅街でも活躍できます。